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「入稿がめんどくさい」を仕組みで消す——Claude CodeでWordPress自動投稿

「入稿がめんどくさい」を仕組みで消す——Claude CodeでWordPress自動投稿

※本記事にはプロモーションが含まれます。

「記事は書けた。あとはWordPressに貼るだけ」——その「貼るだけ」が、なぜか数日放置される。心当たりはないでしょうか。

見出しを1個ずつコピーして、装飾を整えて、リンクを張って、カテゴリを選んで……入稿作業は、細かい事務工程の連続です。書くこと自体は面白いのに、この事務パートに入った瞬間にやる気が消える。筆者もまさにこれで、下書きフォルダにだけ記事が溜まっていく状態を何度もやりました。

これは書く力の問題でも、根性の問題でもありません。工程が1個多いだけで、人は止まります。特に「興味が持てない単純作業」で急ブレーキがかかるタイプなら、なおさらです。

だったら、その1個をなくせばいい。この記事では、Claude Codeに日本語で指示するだけで、書いた記事がWordPressの下書きに自動で入る仕組みをコピペで作ります。プログラミング知識は不要、作業時間は約15分。一度作れば、「入稿がめんどくさいから後で」が構造的に発生しなくなります。

さらにこの記事では、筆者が実際にハマった「REST APIが通らないサーバーだった」場合の回避策(XML-RPC)まで解説します。ここで詰まって諦める人が一番多いので、保険までセットでどうぞ。

完成イメージ:1文で「執筆→入稿」が終わる

あなた「ふるさと納税の記事を書いて、WordPressに下書き投稿して」
   ↓
Claude Code:記事執筆 → WordPressへ自動送信
   ↓
あなた:管理画面で下書きを確認して「公開」を押すだけ

ポイントは、「自動公開」ではなく「自動下書き」にすることです。AIの出力には誤りが混ざるので、最後の公開判断だけは人間がやる。これが安全に運用できる境界線です。

逆に言えば、人間に残る仕事は「読んで、ボタンを押す」だけ。細切れの事務工程が全部消えるので、「確認して公開を押す」という1アクションまで作業を圧縮できます。やることが1個なら、先延ばしは起きにくくなります。

前提:必要なのは2つだけ

サーバーはエックスサーバー・ConoHa WINGなど主要どころならREST APIに対応しています。これからサーバーを契約する人は、定番のエックスサーバーを選んでおけば、この記事の手順がそのまま通ります。

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STEP 1:WordPressで「アプリケーションパスワード」を発行する

外部ツールがWordPressに安全にアクセスするための、専用パスワードを作ります。普段のログインパスワードを渡すのではなく、投稿専用の「合鍵」を1本作るイメージです。

  1. WordPress管理画面 → ユーザー → プロフィール
  2. 下の方の「アプリケーションパスワード」欄で名前(例: claude-code)を入力して「新しいアプリケーションパスワードを追加」
  3. 表示された英数字を必ずその場でコピー(この画面を閉じると二度と見られません)

📌 【公開前に対応】TODO: スクショ: アプリケーションパスワード発行画面

注意:ここで発行したパスワードは通常のログインパスワードとは別物です。漏らすと投稿を操作されるので、チャットやメモアプリに貼りっぱなしにしないでください。「あとで整理しよう」と思ったメモは整理されないので、コピーしたら次のSTEP 2で即、置き場所を確定させます。

STEP 2:認証情報を .env ファイルに保存する

Claude Codeにこう指示します。

ブログ投稿用の設定ファイルを作ります。
.env というファイルを作って、以下の3つの変数を定義してください。
値は後で私が入力します。

WP_URL=(私のブログのURL)
WP_USER=(WordPressのユーザー名)
WP_APP_PASSWORD=(アプリケーションパスワード)

あわせて .gitignore にも .env を追加してください。

できた .env を開いて、実際の値を書き込みます。パスワードをプロンプト(チャット欄)に直接貼らないのがこの手順の目的です。パスワードの置き場所がここに固定されるので、「どこに書いたっけ?」と探し回ることもなくなります。

STEP 3:投稿スクリプトを作らせる

スクリプト作成も、Claude Codeに丸投げです。

WordPress REST APIを使って記事を下書き投稿するスクリプトを作ってください。

条件:
- .env から WP_URL / WP_USER / WP_APP_PASSWORD を読み込む
- 指定したMarkdownファイルをHTMLに変換して投稿する
- ステータスは必ず「draft(下書き)」
- タイトルはMarkdownの1行目の見出しを使う
- 実行方法も教えて

エラーが出たら、エラー文をそのまま貼り付けて「直して」でOKです。ここがClaude Codeの真骨頂で、トラブルシューティングまで含めてAIが自走します。「エラー画面を見た瞬間にそっと閉じたくなる」タイプでも、原因の切り分けはAIの仕事なので大丈夫です。

【実体験】REST APIが通らないサーバーもある——その場合はXML-RPCで回避

ここで、筆者が実際にハマった話をします。この記事の手順どおりに進めたのに、認証エラーが出続けて投稿できないケースがあるのです。

筆者のこのサイトは、お名前.comの共用サーバーで動いています。STEP 3までを組んで実行したところ、正しいアプリケーションパスワードを使っているのに認証が通らない。Claude Codeに調べさせた結果、原因はサーバー前段のnginxがAuthorizationヘッダー(認証情報を運ぶ部分)を落としていて、パスワードがWordPress本体まで届いていなかったことでした。つまり、こちらの設定ミスではなく、サーバー側の仕様です。

共用サーバーでは、この層の設定を自分でいじれないことがあります。ではどうするか。WordPressには「XML-RPC(xmlrpc.php)」という、もうひとつの外部投稿ルートがあります。Claude Codeにこう指示しました。

REST APIの認証が通りません。サーバーがAuthorizationヘッダーを
落としている可能性があります。
XML-RPC(xmlrpc.php)経由で下書き投稿する方式にスクリプトを
書き換えてください。認証情報は .env のものをそのまま使ってください。

これで通りました。同じ認証情報のまま、通り道を変えただけです。

「REST APIがダメでも、XML-RPCという保険がある」——これを知っているだけで、詰まったときに「自分には無理だった」と店じまいせずに済みます。うまくいかない原因が自分の理解力だと思い込んで撤退するのは、いちばんもったいない止まり方です。実際は、サーバーの仕様だったりします。

補足:XML-RPCは古くからある仕組みのため、セキュリティ上の理由で無効化しているサイト・サーバーもあります。使う場合はセキュリティプラグイン等でログイン試行の保護をかけ、REST APIが普通に通る環境なら、素直にREST APIを使ってください。

STEP 4:運用する——以降はこの1文だけ

仕組みができたら、以降は次の1文で執筆から入稿まで終わります。

「〇〇」というテーマで3,000字の記事を書いて article.md に保存し、
さっきのスクリプトでWordPressに下書き投稿してください。

📌 【公開前に対応】TODO: スクショ: WordPress管理画面に下書きが並んでいる画面

📌 【公開前に対応】TODO: 体験談: 実際の運用でどれくらい時短になったか。導入前後の1記事あたり作業時間

「書けたのに出せていない記事」がなくなると、書くこと自体のハードルも下がります。ゴールまでの工程が見えている作業は、着手が軽くなるからです。

運用ルール(事故らないために)

  1. 公開は必ず人間が押す。自動化するのは下書きまで
  2. 固有名詞・数字・料金は公開前に必ず確認。AIは平気で古い料金を書きます
  3. アプリケーションパスワードは定期的に作り直す。不要になったら管理画面から失効させる

特に2番は、「確認はあとでやろう」が発生しやすいポイントです。下書きを開いたその場で数字だけチェックする、を公開ボタンとセットの動作にしてしまうのがおすすめです。

まとめ:「めんどくさい」は消せる工程のサイン

  • アプリケーションパスワード発行 → .env保存 → スクリプト生成、の3ステップ(約15分)
  • 「記事を書いて下書き投稿して」の1文で、入稿まで完了する体制になる
  • REST APIが通らないサーバーでも、XML-RPCという保険ルートで回避できる(筆者はこれで解決)
  • 自動化の境界線は「下書きまで」。公開判断は人間の仕事

「入稿がめんどくさい」と感じるのは、あなたが怠けているからではなく、そこに消せる工程が残っているからです。意志を増やすのではなく、工程を減らす。ここまでできると、ブログ運営のボトルネックは「書く時間」から「何を書くか」に移ります。

次は、その「何を書くか」もデータに決めさせましょう。→ 考えすぎて動けないなら、テーマはデータに決めさせる——ラッコキーワード×Claude Code

まだWordPressブログを持っていない人は、まず公開する場所の確保からです。

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