Claude Codeのインストール方法——説明書が読めなくてもコピペだけで終わる始め方

※本記事にはプロモーションが含まれます。
「Claude Codeが凄いらしい。でも黒い画面(ターミナル)は無理そう」——そう思って、何日か足踏みしていませんか。
手順書を上から読んで、途中で知らない単語が出てきて、調べているうちにタブが増えて、気づいたらインストールする前に疲れている。筆者も完全にそのタイプです。
ただ、これは読解力ややる気の問題ではありません。ツールの導入手順は、頭に保持しておくことが多すぎるんです。
段取りを覚えたまま進めるのが苦手な人にとって、「説明書を読んで理解してから進む」方式は、そもそも設計が合っていません。
だからこの記事は、「読んで理解する」を最初から捨てました。上から順にコピペするだけで、Claude Codeが動くところまで終わるように書いています。理解は動いてからで大丈夫です。
筆者もコードは書けませんが、10分で動きました。必要なのはコピペと日本語だけです。
加えてこの記事では、各STEPの直後に「ここで詰まったら」を置いています。手順そのものより、途中で出る英語のエラーや「今うまくいっているのか分からない」状態のほうが、人を挫折させるからです。
詰まったときだけ読めば大丈夫です。
Claude Codeとは?(30秒でおさらい)
Claude Codeは、Anthropic社のAIエージェントです。ChatGPTとの最大の違いは、「チャットで答える」のではなく「あなたのPCの中で実際に作業する」こと。
ファイルを作る、資料をまとめる、ブログを書く、アプリを作る——「口だけのAI」と「手を動かすAI」の差だと思ってください。
そしてこの「手を動かす」性質は、着手や段取りが苦手な人ほど効きます。工程を自分で覚えて実行する代わりに、日本語で頼めばAIが工程ごと引き受けてくれるからです。
準備するもの
- PC(Mac / Windows どちらでも可)
- Anthropicアカウント(無料で作成できます)
- Claude Proプラン(月$20)※Claude Codeの利用にはPro以上のプランが必要です
料金の詳細は記事の後半にまとめました。まずは手を動かします。
STEP 1:Node.jsをインストールする
Claude Codeを動かすための土台です。Node.js公式サイトからインストーラーをダウンロードして、「次へ」を押していくだけで完了します。設定は何も変えなくて大丈夫です。
つまずき防止:ダウンロードするのは「LTS」と書いてある方(推奨版)です。バージョン選択で迷ったら、迷う前にLTSを押してください。選択肢を検討し始めると、そこで今日が終わります。
ここで詰まったら(STEP 1)
- ダウンロードしたのに何も起きない → ダウンロードは「保存」までしかしてくれません。ダウンロードフォルダを開いて、Windowsなら
.msi、Macなら.pkgで終わるファイルをダブルクリックすると、インストール画面が始まります - 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれた(Windows) → 自分のPCなら「はい」でOKです。Node.jsは世界中で使われている標準的なソフトです
- 「管理者権限が必要です」等で先に進めない(会社のPC) → 社用PCはソフトの追加が制限されていることが多く、これは腕力では突破できません。情報システム部門への申請が必要です。詳しくは記事後半のFAQ「会社のPCでも大丈夫?」を読んでください。今日は私物PCで進めるのが最短です
- インストール中の画面で何かを聞かれた → 全部そのまま「次へ」「Next」「Install」でOKです。チェックボックスの意味を調べ始めなくて大丈夫です
うまくいったかの確認:次のSTEPで黒い画面を開いたら、最初にnode -vと打ってEnterしてみてください。v22.11.0のような「v+数字」が出ればSTEP 1は成功です(数字は違っていて構いません)。
STEP 2:Claude Codeをインストールする
まず「黒い画面」を開きます。開くだけです。
- Mac:アプリケーション → ユーティリティ → 「ターミナル」を開く
- Windows:スタートメニューで「PowerShell」を検索して開く
画面がこの記事と違って見えても気にしないでください。
Macのターミナルは白背景で行末に%、WindowsのPowerShellは青っぽい背景でPS C:\Users\あなたの名前>のような表示です。
色も記号も違いますが、やることは同じ「1行コピペしてEnter」だけ。見た目の差は無視して大丈夫です。
開いたら、次の1行をコピペしてEnterを押します。意味は分からなくて構いません。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
文字がたくさん流れますが、全部無視してOKです。1〜2分で止まったら、インストール完了です。
途中でnpm warn deprecatedのような黄色い「WARN(警告)」が出ることがありますが、WARNは失敗ではありません。読まずに流してOKです。
止まるべきなのは「error」と書かれた赤い文字が出て処理が終わったときだけで、その場合はすぐ下の「ここで詰まったら」に答えがあります。
ここで詰まったら(STEP 2)
1. 「npmが認識されません」と出る(Windows)
npm : 用語 'npm' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、
または操作可能なプログラムの名前として認識されません。
Node.jsを入れる前から開いていたPowerShellには、新しいソフトの場所が伝わっていません。PowerShellを一度閉じて、開き直してから同じ1行を再実行してください。
これだけで直るケースが大半です。それでも出るなら、STEP 1のインストールが完了していない可能性が高いので、STEP 1からやり直します。
2. 「command not found: npm」と出る(Mac)
zsh: command not found: npm
原因も対処もWindowsと同じです。ターミナルを閉じて開き直す → 再実行。ダメならSTEP 1からやり直し、です。
3. 「EACCES」「permission denied」と出る(主にMac)
npm error code EACCES
npm error Error: EACCES: permission denied, mkdir '/usr/local/lib/node_modules'
「その場所に書き込む権限がない」というエラーです(古い環境ではnpm ERR!という表記のこともあります)。
検索すると「頭にsudoを付ければ通る」という情報が出てきますが、安易にsudoを付けるのはおすすめしません。
その場は通っても、後々の更新やアンインストールで別の権限トラブルの種になるからです。
npm公式が推奨しているのは「保存先を、自分の権限で書ける場所に変える」方法で、次の4行を上から順にコピペすれば終わります。
mkdir -p ~/.npm-global
npm config set prefix ~/.npm-global
echo 'export PATH=~/.npm-global/bin:$PATH' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
終わったら、STEP 2の最初の1行(npm install ...)をもう一度実行してください。今度は通ります。
4. 何分待っても終わらない・固まっている
5分以上、画面が一切動かないなら待つ必要はありません。会社や学校のネットワーク(プロキシ経由の回線)だと、npmが外部と通信できずに止まることがあります。
自宅のWi-Fiやスマホのテザリングに切り替えて再実行すると、あっさり通ることが多いです。社用PC+社内ネットワークの組み合わせで詰まった場合は、FAQ「会社のPCでも大丈夫?」へ。
うまくいったかの確認:claude --versionと打ってEnter。バージョンの数字と「Claude Code」という表示が出ればSTEP 2は成功です。
STEP 3:起動してログインする
作業用のフォルダを作ってから起動します。以下を1行ずつコピペしてEnterしてください。
mkdir ai-work
cd ai-work
claude
初回はブラウザが開いて、Anthropicアカウントでのログインを求められます。画面の指示に従ってログインすると、ターミナルに入力欄が表示されます。ここから先は、全部日本語でOKです。黒い画面の出番は、実質ここまでです。
ここで詰まったら(STEP 3)
command not found: claudeと出る → STEP 2と同じパターンです。ターミナル(PowerShell)を閉じて開き直し、cd ai-work→claudeの順にやり直してください。それでも出る場合、Macで上の「EACCES」の4行を実行した人は、その4行がまだ効いていない可能性があるので、ターミナル再起動後にもう一度claudeを試します- 1行目でエラーっぽい文字が出た →
mkdir: ai-work: File exists(Windowsでは「既に存在します」という趣旨の表示)なら、前にやりかけてフォルダがもう作られているだけです。失敗ではないので、気にせず2行目に進んでください - 起動したら英語で色を聞かれた → 最初にテーマ(画面の配色)の選択が出ます。ここは何を選んでも動作に影響しません。そのままEnterで進んでOKです
- ログイン方法を2択で聞かれて迷う → 「Claude account with subscription」と「Anthropic Console account」の2択が出ます(執筆時点の表示)。Proプランに入っている・入る予定なら上の「Claude account with subscription」です。下はAPI従量課金という別の払い方をする人向けなので、この記事の読者はまず選びません
- ブラウザが自動で開かない → ターミナルにログイン用のURL(
https://で始まる長い文字列)が表示されているはずです。それをコピーして、ブラウザのアドレス欄に貼り付ければ同じ画面に行けます - ログインしたはずなのに、また同じログイン画面に戻る → 先にブラウザでclaude.aiを開いてログインを済ませてから、ターミナルで
claudeを再実行すると通ることが多いです。それでもループする場合は、普段と別のブラウザ(ChromeならSafari等)で試してください
うまくいったかの確認:ターミナルに枠付きの入力欄が出て、日本語を打てる状態になっていればSTEP 3は成功です。ログインは初回だけで、次からはclaudeと打つだけで始まります。
STEP 4:最初の指示を出してみる
まずはこれを打ってみてください。〇〇の部分だけ自分に書き換えれば十分です。
自己紹介ページを作りたいです。私の名前は〇〇で、仕事は〇〇です。
プロフィールページのHTMLを1ファイルで作って、profile.html として保存してください。
数分後、フォルダの中にprofile.htmlというファイルができています。ダブルクリックで開くと、ブラウザにあなたのプロフィールページが表示されるはずです。
ここで詰まったら(STEP 4)
- 作業前に英語で許可を求められた → Claude Codeはファイルを作る前に「やっていい?」と確認してきます。
ai-workフォルダ内の作業なら「Yes」でOKです(選んでEnter) - できたファイルがどこにあるか分からない →
ai-workフォルダは、Macなら「Finder → 自分のユーザー名のフォルダ(家のアイコン)」の直下、WindowsならC:\Users\あなたの名前\ai-workにあります。探すのが面倒なら、そのままClaude Codeに「profile.htmlをブラウザで開いて」と頼んでも構いません。場所探しすら外注できます
うまくいったかの確認:profile.htmlを開いて、自分の名前が入ったページがブラウザに表示されればゴールです。ここまで来たら、導入は完全に終わっています。
この「AIがファイルを作ってくれる」体験が、Claude Codeの入口です。白紙から自分で作るのではなく、できたものを直すところから始められる。
着手が苦手な人にとって、この順番の違いは決定的です。ここから先、作れるものは文章→資料→ブログ→アプリへと広がっていきます。
つまずきポイント3つと対処法(覚えなくていい)
先回りして書いておきますが、暗記は不要です。詰まったらここに戻ってきてください。
- 「コマンドが見つかりません」と出る → ターミナルを一度閉じて、開き直してから再実行。それでもダメならSTEP 1のNode.jsインストールからやり直します
- 英語のエラーが出て固まる → エラー文をそのままコピーして、Claude Codeに貼り付けて「これ直して」。自分で調べる必要はありません。エラー解決も外注できるのがこのツールの利点です
- 許可を求められて怖い → Claude Codeはファイル操作の前に必ず確認してきます。作業フォルダ(ai-work)内の操作なら基本OKで大丈夫です。裏を返せば、勝手にファイルを消したりはしません
料金はいくらかかる?
Claude Codeを使うには、Anthropicのサブスクリプションプランへの加入が必要です。
| プラン | 月額 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Pro | $20(為替により約3,000〜3,300円) | 個人利用なら十分。まずはこれ |
| Max | $100〜 | 毎日大量に使うヘビーユーザー向け |
迷ったらProプラン一択です。ここでプラン比較を始める必要はありません。使い込んで上限に当たるようになってから、Maxを検討すれば十分です。
よくある質問(FAQ)
エラーが出たけど、英語で読めません
読まなくていいです。エラー文をそのまま全部コピーして、Claude Codeに貼り付けて「これ直して」と打てば、日本語で説明しながら直してくれます。
Claude Code自体がまだ起動できない段階のエラー(STEP 1〜2)なら、ブラウザ版のClaudeやスマホアプリに貼っても同じことができます。
「エラーを読んで理解する」工程は、もう人間の担当ではありません。
途中でやめたら、最初からやり直しですか?
やり直しにはなりません。終わったSTEPの結果はPCに残っているので、続きから再開できます。数日空いて「どこまでやったか忘れた」場合は、黒い画面でこの2つを打てば現在地が分かります。
| 打つコマンド | 数字が出たら | エラーが出たら |
|---|---|---|
node -v | STEP 1は完了。次へ | STEP 1から再開 |
claude --version | STEP 2は完了。STEP 3へ | STEP 2から再開 |
飽きて離れても積み上げが消えない設計なので、「今日はSTEP 1だけ」でも前進です。
合わなかったらアンインストールできますか?
できます。黒い画面で次の1行を実行すれば、Claude Codeは消えます。
npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code
Node.jsも、Windowsなら「設定 → アプリ」から削除できます(残っていても害はないので、消さずに置いておく人も多いです)。
サブスクリプションはclaude.aiの設定画面からいつでも解約できます。「いつでも元に戻せる」と分かっていると、試すハードルは一段下がります。
会社のPCでも大丈夫?
技術的には動きますが、おすすめは「まず私物PCで試す」です。理由は2つあります。
1つ目は、社用PCは管理者権限の制限やプロキシ(社内ネットワークの関門)でSTEP 1〜2の時点で詰まりやすく、初回体験の場として分が悪いこと。
2つ目は、勝手に入れるとソフトウェア導入規程や生成AIの利用ルールに触れる可能性があることです。
業務で使いたい場合は、私物PCで動くところまで体験してから、情報システム部門に「これを業務で使いたい」と相談する順番が、結局いちばん早く着地します。
無料枠だけで試せますか?
Claude Code自体は、執筆時点ではProプラン(月$20)以上が必要です。完全無料では動かせません。
ただし「Claudeにお金を払う価値があるか」を確かめるだけなら、ブラウザ版claude.aiの無料プランで会話の賢さを先に体験できます。
そこで手応えを感じてからProに入り、この記事のSTEP 1に戻ってくる、という順番なら無駄がありません。
次のステップ:最初の成果物は「ブログ」がおすすめ
環境ができたら、次は成果物です。おすすめの最初のプロジェクトは、自分のブログを立ち上げて、Claude Codeに記事を書かせること。
書いたものがWEB上に残るので、飽きて一度離れても、成果物が消えません。再開すればいいだけの状態を作れます。
サーバー契約からWordPress開設、記事の生成・公開までの手順は、こちらの記事にすべてまとめています。
→ 続かない人でも今日ブログが公開できる——Claude Codeで記事作成→WEB公開する方法
まとめ:理解してから始めない。動かしてから理解する
- インストールは
npm install -g @anthropic-ai/claude-codeの1行だけ - 指示は日本語。エラーはコピペでAIに丸投げでOK
- 詰まったら各STEPの「ここで詰まったら」へ。エラーの多くは「ターミナルを開き直す」で片付く
- 料金は月$20のProプランから。プラン比較で止まらない
- 最初の成果物は「ブログ」がおすすめ(離れても消えない資産になる)
説明書を読み切れないのは、能力の欠陥ではなく、手順設計との相性の問題です。相性の問題なら、手順の側を変えればいい。この記事がその「変えた手順」です。ターミナルを開くところまでできれば、あとはコピペが連れて行ってくれます。
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