ブログ×AI

「続かない」を前提に組む
ブログの半自動運営

仕事×AI

議事録・資料・返信を
AIの工程に渡す

働き方

特性に合う仕事と環境を
体験ベースで

お金の仕組み化

衝動買い・サブスクを
意志力ゼロで守る

SHARE:

【金持ち父さんゼミ#6】ADHDの俺がBとIに近づくためにやっている仕組み3つ

【金持ち父さんゼミ#6】ADHDの俺がBとIに近づくためにやっている仕組み3つ

※本記事にはプロモーションが含まれます。

『キャッシュフロー・クワドラント』編の締めくくり。#4でE・S・B・Iの4象限と俺の現在地を晒し、#5で「Sの罠」——スキルがあるほど時間の切り売りから抜けられなくなる構造を書いた。となると残る問いはひとつで、「で、どうやってBとIに寄せるのか」だ。

今回は決意や目標を書かない。「毎月◯◯する」系の宣言は、俺の場合ほぼ確実に破綻してきた実績がある。だから書くのはすでに動いている仕組みだけ。3つある。

前提: 俺のBは、書籍のBより小さくていい

書籍のB(ビジネスオーナー)は「自分がいなくても回るシステムを所有する人」で、イメージとしては従業員を雇って事業を回す社長だ。俺はそこを目指す前に、定義を自分のサイズに縮めている。

俺のBの定義:「俺が止まっても、止まらないもの」を1個ずつ増やすこと。

ADHDの俺は、「自分が継続すること」を前提にした計画を何度も立てて、何度も壊してきた。飽きる、忘れる、別のことを始める。だから前提を逆にした。俺は止まる。それでも残るものを作る。この定義なら、Bは社長の椅子ではなく、日々の設計の問題になる。以下の3つは全部この定義の実装だ。

仕組み①: 半自動メディア——俺が止まっても、記事は残る

1つ目は、いま読んでいるこのサイトそのものだ。

運用はこうなっている。俺がやるのはネタをメモ1行書くこと。そこからAI(Claude Code)が記事の形に起こし、確認して、ワンコマンドでWordPressに入稿される。工程の詳細はこのブログの裏側(半自動運用)に全部書いた。

これがなぜB的なのか。ポイントは2つある。

  • 記事は、書いた後も働く。俺が寝ていても、飽きて2週間触らなくても、公開済みの記事は消えないし、読まれ続ける。俺の「今日のやる気」と成果物が切り離されている
  • 工程が俺の気分に依存しない。「書き始められない」というADHD最大の関門を、メモ1行まで縮めてある。1行なら、どんな日でも書ける

もうひとつ、地味だが効いているのが「止まったあと」の設計だ。俺は自分が必ずどこかで止まると知っているので、止まる前提で、再開の手順そのものを記事として文書化してある(ブログ再開マニュアル)。継続の仕組みではなく、中断が致命傷にならない仕組み。ここがE・Sの働き方との一番の違いだと思っていて、会社員の俺が2週間止まったら大問題だが、このメディアが2週間止まっても、失うものはほぼない。

正直に言っておくと、これはまだBの完成形ではない。収益について胸を張れる段階にはないし、このゼミは実額を出さない方針でもある。ただ、「自分の労働時間と成果が比例する」というE・Sの構造を、初めて自分の手で切りにいっている実感はある。収益化の設計図そのものは別記事にまとめたので、同じことをやりたい人はそちらを。

仕組み②: 一度作ったものを、二度目から資産として使う

#5で書いたSの働き方は、要するに「1時間売って、1時間分だけ受け取る」だ。売った時間は消える。翌月また同じ1時間を売る。

これに対して俺がやっているのは、働いた結果を「消える成果」ではなく「残る成果物」に変換することだ。具体的には:

  • スクリプト。WordPressへの入稿スクリプトは一度書いたら全記事で使い回せる。最初の1本には数時間かかったが、2本目からの入稿コストはほぼゼロになった
  • テンプレとプロンプト。記事の書き方・指示の出し方は指示書(ブリーフ)として文書化してある。俺の頭の中にしかなかった段取りが、ファイルという資産になった
  • 作りきった成果物。Claude Codeで作った3D仮想オフィスは、収益は1円も生んでいない。それでも「飽き性の俺でも作りきれた」という証拠として残り、記事のネタになり、俺のやってることを一発で説明する看板として働き続けている

判定基準はシンプルで、仕事に着手する前に1回だけ自問する。「これは今日で消える仕事か、明日も残る仕事か」。消える仕事をゼロにはできない(俺も本業は営業だ)。でも、残る仕事の比率を意識的に上げることはできる。資産と負債の仕分け(#1)を、家計簿ではなく自分の時間に適用しているわけだ。

仕組み③: AIに工程を渡す——「AI社員」という発想

3つ目が、たぶん一番B的な話だ。

Bの本質は「自分がいなくてもシステムが働く」ことだが、俺には従業員を雇う体力も、人をマネジメントする適性もない。代わりにやっているのが、工程をAIに渡す体制を作ることだ。

やり方はこうだ。俺は記事を書かない。代わりに指示書を書く。「この記事のテーマ、読者、使っていい事実、禁止事項」を文書にしてAIに渡すと、俺が風呂に入っていても工程は進む。実際このサイトでは、複数の記事を並列で書かせて、俺は上がってきたものの確認と直しだけをやる、という回し方をしている。

ここで起きている変化は、作業の高速化ではない。俺の役割が「書く人」から「工程を設計して渡す人」に変わったことだ。E・Sの働き方は自分の手を動かすことが前提だが、Bの働き方は仕組みを設計して手放すことが前提になる。AIはその練習台として、人間の従業員よりはるかに敷居が低い。文句を言わないし、俺の段取りの下手さに巻き込まれる被害者も出ない。

この「AI社員が働くオフィス」を実際に3Dで作ってしまった話の技術的な中身は技術編に書いた。ふざけて作ったものだが、発想自体は真面目に運用している。

Iについては、まだ語る資格がない

本の後半、そして書籍全体のゴールはI(投資家)だ。金に働かせる人。ここについて、俺は正直に書く。

俺はまだ、Iの実践を語れる段階にない。

このゼミは実額を出さない方針だし、銘柄や金融商品の話は書かない。それは方針である以前に、資格の問題だ。やってもいないことを、やっているかのように書いた瞬間にこの連載は死ぬ。

いま書けるのは、順序の考え方だけだ。①〜③の仕組みは、突き詰めれば「余剰(金と時間)が生まれる構造を作る」ためにやっている。そして余剰ができたとき、その置き場所を「毎回意志で判断する」形にしたら、俺は確実に失敗する。飽きるか、忘れるか、変なタイミングで動かすかのどれかだ。だからIも最終的には「一度設計したら、意志の出番がない形」に落とすことになるはずだ——というのが現時点の見立てで、具体的な話は、語れる段階になったら書く。それまでは書かない。

総括: 6回分のゼミで残ったもの

連載を1段落で振り返る。#1で資産と負債の1行定義を手に入れ、#2でラットレースの外に「暇」という目的地を置いた。#3で1冊目を取る教えと捨てる教えに仕分けし、2冊目に入って#4で4象限の地図上に自分の現在地を打ち、#5でSという居心地のいい罠を確認した。そして今回、BとIへ寄るための自分の道順が「意志ではなく仕組み」だと言語化した。通して分かったのは、俺にとってこの2冊は投資の本ではなく、自分の時間がどっちに流れているかを毎日見るための本だった、ということだ。

この記事で書いた仕組みたちは、サイト内の各記事とつながっている。全体像は完全マップに読む順番つきで整理してあるので、どれか1個だけ真似したい人はそこから入ってほしい。

ゼミは、本を読み進めながら続く。


※本記事は書籍の感想と個人の実践記であり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
※当サイトは医療情報を提供するものではありません。診断・治療に関する判断は医療機関にご相談ください。

あなたへのおすすめ